鯉、草魚の餌

 鯉釣りの餌ほど釣り人によって千差万別なものはありません。昔はベテランの方に餌の内容、作り方のコツなどを聞いたのですが、なかなか教えてくれませんでした。中には近づくと餌を隠す釣り人もいました。それ程に鯉釣りの餌は、各自に秘密の隠し餌があったようです。

 私等も鯉釣りの前日は本当に忙しい思いをしました。サツマイモを茹でたり、イモ羊羹を作ったりして餌作りをしていました。餌代も今よりかかったような気がしますが(主にサツマイモ代)、あの当時は市販の配合餌・・・スイミー、大鯉などをベース餌にすると大きな鯉が釣れないとか?鯉以外の魚が釣れてしまうとか?私も実際 そう思っていました。しかしそれは私の考え違いでした。今では市販の配合餌オンリーです。ダンゴ餌作りも15分程で出来て、食いの良い食わせのイモ羊羹も釣具屋さんで手に入ります。便利な時代になったものです。
  寄せ餌
 市販の配合エサ 巨鯉+ドスコイ+市販の大麦+市販の配合エサ(決まっていない、二種類以上をブレンドして釣り場に持参します。以前は、さつまいもをベ−スにして・・・にんにく+市販の配合エサで寄せ餌を作っていたが、市販の配合エサでだけで十分です。ただ粒子の粗い、市販の配合エサを使用します。

※ 寄せ餌の作り方・・・上左の画像の「巨鯉」5+「市販の大麦」 1に水で薄めた鯉にこれだを配合餌にかなり加えます。(このままでは到底使えない程に柔らかくします。)それに「鯉師、タニシ吸い込み、イモ吸い込み」などの自分の好みの配合餌を加えて硬さを調整する。

最近は上記の配合餌をブレンドして釣り場に持参して釣り場で水を加えてダンゴを作ります。この方が餌が残った時に保存し易いのです。(2007.10.04)

 ダンゴの硬さの調整ですが、私の場合はダンゴが着底してから川底を探るので「バラケ難いダンゴ作り」を心がけているのですが、長年の習慣からか結構ばらけが早いのです。
バラケ具合は 川の場合は流れの速さ、釣り場(池、湖、川)、季節、ジャミの有無、釣り人のポリシーで決めるものです。バラケが早いから良いダンゴの寄せ餌とは限りません。

  喰わせ餌
     
  1. いも羊羹(追分だんごのいも羊羹)亀戸、錦糸町、では舟和のいも羊羹が手に入りません。亀戸で手に入る追分だんごのいも羊羹はかなり軟らかく、冷蔵庫の中で一週間程乾燥させます。結構硬くなりますが、タッパの中に入れて蓋をしておくと少し軟らかくなります。勿論 舟和の芋ヨウカンでも良いですよ。
  2. パンの捏ねたもの+買いたてのいも羊羹をを捏ねます。パンの分量によっては4〜5時間持ちますよ!なかなかの喰わせえさです。追分だんごのいも羊羹を乾燥できなかった場合、これを使います。適度に溶けて いも羊羹より好釣果を得られる時もあります。ぜひお試しを。
  3. 食パンも良い餌さと考えられます。鯉は白い部分の方が食いは良いようです。しかし耳の部分は浮きやすいので、それに合った使用方法が考えられます。胴付き仕掛けを使用してパン餌を浮かせぎみにして 鯉、草魚を狙います。私の場合パン餌の場合は寄せ餌を使いません。食パンも冬期の良い餌と考えられます。
  4. コーンは春から秋にかけて抜群に食いの良い食わせ餌です。この餌のもっとも良い点は餌盗りに強い事です。真夏のジャミの多い季節でも他魚に食われる事が無く、確実に針に付いていて大変に餌持ちの良い食わせ餌です。下の画像はコーンの間にマルキュウの「手作り芋ヨウカン」を挟み込んであります。
    私のダンゴはかなりデカイのです。
  5. マルキュウの「手作り芋ヨウカン」もかなり食いが良いですよ!しかしこの餌も柔らか過ぎます。餌盗りの多い季節は2時間は持ちません。冷蔵庫の中で1週間ほど乾燥させて硬くするとかなり餌持ちが良くなります。   

   活き餌

 活き餌といえば冬のゴカイ餌を思い出しますが。その他にもミミズ、手長エビ、ザリガニ、カニなどでも釣果が期待できます。

  1. ゴカイ・・・荒川では干潮時に1時間程掘れば1日分のエサは確保できる。しかし川底が砂地の場所にはゴカイは多く生息しない。川底が硬い泥の場所を見つけて掘ること。


    使用時期は12月の半ば〜3月です。・・・12月の初めと4月の初めも釣れますが、餌盗りが多くなります。上の画像は茨城産のゴカイです。かなり大型のゴカイなのですが、荒川産のゴカイとそれ程には食いは変わりませんただ一つの難点はゴカイが大きいので投げる時に千切れやすいことです。やつぱり荒川のゴカイが一番かも知れません。・・・ゴカイ餌で遠投する場合は竿先から錘までの長さ(垂らし)を長くすると、ゴカイ餌に加わる力が小さくなり竿を振り切った時に餌が千切れません。砂浜で100m以上遠投して白ギスを狙う場合はこの投げ方で狙うと餌が千切れずに飛距離が出ます。
  2. ミミズ(キジ)・・・私はゴカイが手に入らない冬季に代替の餌として使いますが、ゴカイに比較すると大幅にあたりは少なくなります。しかし青イソメに比べるとあたりは多いと思います。
  3. 手長エビ・・・この餌も鯉の大好物です。私も2004年の初夏には結構大型の鯉を釣り上げました。しかしこの餌は他の魚も好きなようで、ウナギ、アカエイなどの好餌でもあり非常に餌持ちの悪いのが難点です。手長エビを冷凍保管して季節外れに使っても効果があるそうです。


    手長エビで釣れた88cmの鯉です。

  4. ザリガニ・・・この餌を使った事はあるのですが釣果は一度もありませんでした。ブッコミで使うと餌が元気なせいか 仕掛け、錘に絡みつく事があります。仕掛けを工夫する必要があります。もう一つのこの餌の使用方としては、カニ餌と同じく護岸壁に這わせたらどうでしょうか?
  5. カニ餌・・・今までにも使った事はあるのですが、釣果が出たのは2004年の夏が始めてでした。この餌も元気で針に刺しても半日は元気です。この餌もブッコミで使うと餌が元気なせいか 仕掛け、錘に絡みつく事があります。仕掛けを工夫する必要があります。又この餌の最大限の効果を発揮するのは、やっぱし護岸壁に這わせます。またこの餌が効果を発揮するのは真夏の雨の少ない時期です。…当サイトのカニ餌釣法を参照して下さい。
     カニに針を刺す時は右の画像の場所が良いと思います。針の向きは逆向きの方が良いと思います。この場所に針を刺すと半日は元気です。

   パン餌の針への付け方
(餌盗りが居なければ2時間は持ちます。)

 私の、草魚、鯉狙いのパン餌の針への付け方です。水中ではふやけてかなり大きくなります。その為かバラシが多い様な気もします。

私もパン餌を使うのは2001年が初めてなので それなりに試行錯誤しています。このパン餌さの付け方もただの参考程度にして各自工夫して下さい。ただ鯉はパンの白い部分の方が食いが良いようですが、草魚はパンのミミの部分の方が食いは良いようです。

このパン餌の付け方の良い所は、餌が浮き易い(鯉には不利かと思われますが、結構大型の鯉もあたります。)、遠投が出来る、餌持ちが良いの三点です。


食パンを上の写真のように切ります

白い部分を上の写真のように切ります。

この様な形になります。

白い部分の形を整えながらミミの部分を圧縮する

かなり強く圧縮してください、ミミの部分が切れない様に注意して下さい切れると餌持ちが悪くなります、パンが乾燥していると切れ易くなります。

この様な形になる

針先は軽く出した方が良い

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