ゴカイ餌による荒川、隅田川の鯉釣り

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冬季の鯉釣りで注意したい事      ゴカイ
ゴカイ餌での釣期             ゴカイ餌での鯉釣りで注意したい事。
ゴカイ餌の仕掛け             
竿                      竿掛け(テラス用)

 私が ゴカイ餌を鯉釣りで始めて使用したのは江戸川です。別に鯉を狙った訳ではないのです。江戸川で青魚がゴカイで釣れると 雑誌に載っていたので青魚を狙ったのですが 釣れて来るのは鯉ばかりでした。しかし鯉釣りには絶好の餌だと気が付いたしだいです。それからは冬の鯉釣りの餌はゴカイです。またゴカイ餌のお蔭で 真冬でも鯉の数釣りが楽しめるようになりました。


 上の画像は評判の悪い画像なのですが別に魚を虐待している訳では無く、リリースする前に魚信が続き このような状態になってしまいました。ゴカイ餌の鯉釣りでは たまにあります。 写真を撮る時間があるのならその前にリリースして下さいとのメールも頂きました。上右端の画像はゴカイです。

 荒川、隅田川の鯉は一年中釣れますが、私の場合は北よりの季節風が水面を吹き抜ける季節(12月頃) 鯉と共に隅田川に移動して行きます。その為に私の隅田川の鯉釣りは初冬〜初春に限定されます。そして 暖かくなると鯉と共に荒川に移動して行きます。(4月頃)

 荒川も真冬でも鯉は釣れます。勿論 餌はゴカイです。私が荒川で初めて鯉釣りを始めたのは何年前だったか定かではありませんが?12月半ばの岩淵水門付近でした。ゴカイを持っての釣行で、12月としては暖かな日でした。竿を出したら曝釣、ゴカイ餌の効果か荒川の魚影の濃さか大型鯉の曝釣を堪能しました。当然の如く江戸川からは足が遠のきました。

 荒川でゴカイでの好釣果のあったポイントを振り返ってみると上記の岩淵水門のように隅田川、新河岸川に近いポイントもしくはゴカイが多く生息しているポイントだったと思います。ゴカイで荒川の鯉を狙う場合はこの事を考慮して下さい。

 私は隅田川の鯉釣りは真冬がベストシーズンだと思っています。普通の河川、池、湖 等ではシーズンオフになるのですが、隅田川では処々の理由で荒川、中川に比較すると水温が高く 前記の河川の鯉が隅田川に集結します。その為に1月〜3月までは無料の大型鯉の釣堀と化します。(冬季は60cm以下の鯉はめったに釣れません。)そんなに釣れる冬季の隅田川でも注意したい事があります。

   冬季の鯉釣りで注意したい事
  1. 冬季の餌はゴカイしかありません。これ以外の餌だとかなり釣果が落ちます。
  2. 潮の干満の差が少ない時は釣果が少ないのですが、小潮でも干満の差が大きい時があります。その様な時はあたりは多いのです。 荒川、隅田川ではタイドグラフは必携です。
  3. ゴカイの生殖活動の「バチ抜け」中、後は釣れません。鯉が たらふく ゴカイを食べている為に満腹で餌を追いません。又鯉もゴカイが生息している場所に移動してしまいポイントによっては鯉の魚影が薄くなります。
  4. 釣り場は水温の高い、白鬚橋〜新田橋までが狙い目です。
  5. 隅田川でポイントを選定する場合は川幅の広い場所を選びましょう。川幅の広い場所の方が釣れる様な気がします。(浅いポイントを探す。)
  6. 干潮時に1m程の水深があればヘチ、チョイ投げでも釣れます。干潮時に2m以上の水深がある場合はヘチ、チョイ投げの方が好釣果が期待できます。
  7. 「ヘチ、チョイ投げ、投げ」で鯉を狙う場合でも川底の変化(カケアガリ)を探しそこに餌を投入する事が大切な鯉釣りの基本です。
  8. ヘチ狙いの場合テラスに下りる階段、スロープ付近のヘチには自転車などが投棄してある場合があります。根掛りの注意が必要です。

  ゴカイ

 ゴカイ餌は子供の頃から 私には馴染み深い餌です。旧葛西橋のたもとの釣具屋さんで、お猪口 一杯で10円で販売されていました。当時の葛西橋は木造の橋で、そのたもとには20軒程の釣具屋さんがあったと記憶しています。それ程あった釣具屋さんですが、現在は4軒かな?それ程に昔は魚(ハゼ)が釣れました。本当にハゼが湧くと言う表現がぴったりでした。

ハゼ釣りの好ポイントの中川放水路(現在の中川)は、それこそ隣の釣り人と袖が触れ合う程の間隔で 釣り人が並んだものです。現在はゴカイを掘る人もいなくなり、かなり高価な餌となりましたが、それでも手に入ればよい方です。現在はなかなか手に入りづらい餌です。




  ゴカイの入手方法ですが。
  1. 釣具屋、餌の専門店で購入する。
  2. 川岸を掘ってゴカイ餌を確保する。(隅田川のゴカイの生息地は一部の川岸に限られています。)荒川の場合は平井大橋の下流〜河口まではあまり採れません。ゴカイを掘るなら平井大橋より上流になります。砂地にはあまり生息しておらず、粘土状の泥が多い川岸が狙い目です。掘る場合は「スコップを持参する事!」またこの時期は昼間はあまり下げません。夜間の方が干潮時に川底の露出が広くなります。
  3. ゴカイの生殖活動のバチ抜け時に 目の細かい網で捕獲する。(冬季〜春の時期の大潮から小潮時の夜間に 数回ある。)
  ゴカイ餌での釣期

 私の場合は12月〜4月の始め迄使用しますが、その他の季節でもゴカイ餌でも釣れますが、ジャミ等の餌盗りが多くなり釣果が落ちてきます。


  ゴカイ餌での鯉釣りで注意したい事。
  1. ゴカイ餌は多い方が目立つせいかあたりは多くなる。
  2. 投入したゴカイ餌の有無をチェックする時は、竿をあおらず、針に付いているゴカイが外れないようにゆっくりリールを巻いてくる。(根掛りの多い場合は無理ですが)
  3. 針に付いている古いゴカイは絶対に捨てない!新しいゴカイ餌を付け足し,ゴカイ餌を大きく見せる。
  4. 上記3ですが、あたりが無い場合は投入ポイントで竿を強くあおり針に付いているゴカイを川底に這わせるコマセ効果も鯉を集める効果はあります。
  5. ゴカイ餌の投入の方法ですが 竿先から錘までの距離を長くとり、(ゴカイ餌に加わる力が少なくなり、ゴカイ餌の千切れが少なくなる。)ふんわりとした投入をする。
  6. 餌の投入時に風の吹いていない時は仕掛けが絡みやすい。投入時に仕掛けの状態を錘の着水時まで見ている、仕掛けが絡んだなと思ったら、即巻き上げて再投入する。高等なテクニックですが、錘の着水時にリールのスプールをサミングすると絡みが少なくなります。
  7. ゴカイ餌の場合は暗くなるとあたりは少なくなるような気がします?夜釣りの餌には不向きです。夜釣りで使用する場合はダンゴのコマセと併用すると良いと思いますが。
  8. 比較的に暖かい時期は餌盗りの活動が活発です。ゴカイ餌のチェックの間隔を短めにとってください。30分で餌の無くなる場合もあります。
  9. あたりの少ない時こそ、まめに餌のチェックを行う。また潮止まりの前後のあたりの多い 好地合いは餌のチェックを行い、完璧な状態であたりを待つ。
  10. ゴカイ餌の鯉釣りで竿は長い竿が良いのか?短い竿の方が良いのか?。ゴカイ餌での鯉釣りは長い竿の方が有利だと私は思います。理由は竿先から錘までの距離を長くとれる為に餌が千切れないで楽に飛距離が伸ばせる為です。
    しかし短竿も風に強く、軽く短い為に携行が楽、、狭い釣り場でも餌の投入が楽など利点も多いのです。しかしゴカイ餌の投入には長竿が有利です。

  ゴカイ餌の仕掛け

 私のゴカイ餌の仕掛けは、片テンビン仕掛け、胴突き仕掛け、誘導式ナイロン仕掛け(ナイロン糸4本を捩って作りました。ナイロン製の名古屋天秤です。)の3種類の仕掛けを使用します。胴突き仕掛け、片テンビン仕掛けに比較すると誘導式ナイロン仕掛けは餌の投入時に絡みが多くなります。

 胴突き仕掛け、片テンビン仕掛け、誘導式ナイロン仕掛けの釣果は同じですが、胴突き仕掛けの長所は 餌の投入時のトラブルが少なく飛距離が伸びます。 胴突き仕掛けの枝針ですが、錘より下に針を付けます。見た目では 胴突き仕掛けは道糸にハリスが絡みそうな感じがしますが 殆ど絡みません。又投入前に枝針の幹糸が錘に絡んでいても、投入時には離れて飛んでいきます。

 片テンビン仕掛けです。最近はこの仕掛けの使用が多い。船釣り用のテンビンを使用しています。投釣り用としては大きいのですがPEラインのハリスを使用しても殆ど絡みません。

  胴突き仕掛け

誘導式ナイロン仕掛け、ナイロン4本を捩って作りました。ナイロン製の名古屋天秤です。

胴突き仕掛けに掛かった鯉。

誘導式ナイロン仕掛けに掛かった鯉。
  
  

 この針を含め鯉釣り用として販売されている針は返しが大きく、針を外した後のダメージが大きく出血が多くなります。私は軸の細いソイ針の17号を使用しています。この時期の鯉は活性が低い為に針はやや小ぶりでゴカイを使用する場合は軸が細い針を使用します。なおバーブレスフックにすると元気なゴカイは針から外れてしまいます。

  竿

鯉の魚信です。良いですよね!私はこれが見たくて!毎週 鯉釣りです。

 私の隅田川用の竿でグラスロッドの2.7m、 両軸リール用にガイドを増やしてあります。安物ですがネバリがあり、鯉の食い込みも良く また強風の影響を受けずらく 大変に気に入っている竿です。
この竿は 隅田川、中川の釣行用にです。荒川、江戸川では杭などの障害物をかわしたり 根掛りの多いポイントも多いので不向きです。錘は小田原型の40号を使用します。

 私の場合は、携行に便利なように 仕舞寸法の短い振り出しタイプの竿を使っていますが、勿論5mの磯竿、投げ竿も使えます。竿を手すりにロープで縛ったり、植え込みに竿掛けを刺して使います。

  竿掛け(テラス用)

この竿掛けは船用です。以前もこのメーカーのを使っていたのですが(ピトン用)しかし材質がもろく軟らかいのです。2003年の冬に 鯉のあたりで竿の角度の調節用のボルトの受け台が折れました。あまり お勧めできませんが しかし 植え込みの無い場所でも 手すりにロープで縛ったりしなくて良いので 大変に便利です。 隅田川のテラスでは殆どの場所で使えます。竿尻部を保持する部分は改修してあります。竿を抜きずらいのですが、以前に鯉に横に走られ竿外れそうになったからです。この竿掛け 材質が良ければ最高なのにな!

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